作曲者: | Eugène-Auguste Ysaÿe |
ウジェーヌ・オーギュスト・イザイ | |
曲 名: | Six Sonatas for solo violin Opus 27 |
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ作品27(1924) | |
出版社: | Schott Freres |
◎
イザイの無伴奏を一言で表現しようとしたらやっぱ「カッコイイ」でしょう。
映画か何かのBGMみたいに思いながら、シーンを思い浮かべて弾いてしまう時があります(笑)。BGMっていえば変わった思い出があります。昔ある2時間サスペンスもののドラマの中で「曲中でピチカートで指を切るというシーンが撮りたいのだが、無伴奏で曲の途中で劇的にピチカートが入る曲を教えてほしいっ」と、言われて咄嗟に思い浮かんだのがイザイの2番の4楽章でした。ケッコウそこまで長いからどうかなーと思ったのですが電話口で他に曲が浮かんでこなくて(笑)。番組見てみたら本当に全部そこまで使ってました。凄い!でも弦についた毒薬付きのガラスの破片で指を切るという設定には正直ムリを感じたです。バイオリニストなら気が付くでしょう、つか、気が付かなきゃ(笑)。本番弾く前に弦ってしっかり拭くし〈ホントはいつも拭かないとね〉(笑)。