思い出の劇版・苦い編（笑）

昨日、録り直しの事を書いたら、思い出した仕事がありました。

録り直しではないのですが、録りきれずに後日また録るっていう、
それもまた、二日に渡っての録音となったものです（笑）。
作品はちゃんと見てこなかったので何の劇版だか解らないのですが
多分アニメでSFものと見た（笑）！
物凄く一曲一曲が長いので、
恐らく、あるシーンに合わせて、ずーっとBGMがある状態だったのでしょう。
それが平和なシーンなら兎も角。
きっと戦闘シーンだったんじゃないかな・・
ページめくってもめくっても早くて難解なパッセージばかり（苦笑）。

大体スタジオものでページをめくるってのも珍しいです。
譜面台２本置いてもページはなるたけめくらずに。
ってのが普通です。
よっぽどストリングス隊が休みなら譜をめくる音が入っても大丈夫なのですが
その時は、「どこで譜面を折ったら良いのでしょう・・」
って皆が悩む程、弾きっぱなしだったので、
わずかな隙で止めてもらって、その間に譜面を折り直して
次に止められる場所まで行くっていう・・・
もはや重労働でした（爆笑）。
結局、その日のウチに予定していたものまで録りきれず
数日後、同じメンバーで残りを録ったという
別に自分達のせいではないのですけど（製作者サイドの時間取りの読みが甘かっただけ。笑）
でも、何となく後味の苦い思い出ですね・・（苦笑）。

劇版はドラマの方が何となく音づらも静かです。
アニメーションは、特に戦闘ものがあるモノは
泣かされますね・・（笑）。
劇版は聴いている時は大好きなんですが、
スタジオに入って、今日は劇版なんだと解った瞬間にテンション下がります・・（笑）。
楽譜の厚みが数センチっていうのを確認しちゃった時は
メンバー皆、声にならない悲鳴を上げています・・（心の中で。）
一度なんか、あまりの（譜面の量の）厚さっぷりに
携帯で写真撮っているお方がいらっしゃいました。
それって、ほとんどやけくそ（笑）？