今日は午前中にいらした生徒さんのレッスンの終了後、
千駄ヶ谷にあります津田ホールに参りました。
大先輩のマチネのコンサートがあったので、聴きに行ったのです。
御姉妹でPianoとViolinのDuoなんて、素敵な事ですよねーっっ。
まさに、姉妹ならではの息の合った演奏でした。
お姉さまの方がピアノでいらして。
それだから、なのかどうかは分かりませんが、
ピアノの音が何かこー、「決然」としたモノがあるって言うか、
やっぱ「音」が「おねえさん」な感じがしてとても良いのですっ(笑)。
私も幼い頃の発表会では、伴奏は全て姉が弾いてくれていました。
練習の時はそらもう、姉ですから(笑)「合わせ」ではなくて「レッスン」
なんですが(いやー、良く泣いたなぁ・・我ながら・・。笑)、本番になると
まず何の心配もしなくて済むんですよー(今更なんだが、センキウっ姉上!)。
絶対に何があっても合わせてくれるって言う、物凄い「安心感」があった事が
今の私の ピアノの伴奏者への絶大なる信頼感の原点なのかも知れません。
ついでにピアニストの言うことには反射的に 絶対服従な反応も(爆笑)。
もっとも、その後 私の伴奏をして下さった方々が、
ほとんど皆さまが私の ビアノの師匠だったので、いつ いかなる時も
私にとって伴奏合わせとは「合わせ」では無く「レッスン」になっていた訳です。
なので、しるこは伴奏者がガンガンに引っ張って行ってくれる方が好きです。
ピアノなら蓋は全開だし、ギターならVnにマイク付けなくてもギターにはPA使う
みたいな(笑)。
土台がしっかりしていると、その上のメロディーが多少ほにゃららになっても
音楽は微塵のゆらぎも無い、と言うのが私の音楽観の根本の様です。
んで、今 苦労しているワケだよね。
全部一人でやってるから(爆笑)。土台作りが本当に大変でぇぇっ!!
確かに無伴奏Violinというのは 「最も小さな音の層」ですね。
演奏者が二人いれば、その分 音の層は広がって行くし表現の幅も広がる。
その究極体がオーケストラですから・・。
わざわざ一番表現の幅のせまーいモノで演奏活動しようってんだから
変わり者だよ、我ながら・・(やかましいわっ。泣)。
でも、だからこそ その「狭さ」の良さがあると思ったんだけどなぁ。
例えるなら「盆栽」みたいな・・
そのうち「小宇宙」とでも言うつもりかっ、自分(爆笑)!
今日の写真は帰りの千駄ヶ谷の駅で撮りました。
一面菜の花でとても綺麗だったので!
バックの新宿御苑が桜満開だった時は、さぞ見ごたえあったでしょうね。
春の黄色の花の色ってのは、鮮やかで、私は大好きなんですーっ。
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