昨日 神保町で古本屋さん1軒行った後、へたれた話を
しましたが(苦笑)、その1軒とは「楽譜・音楽書」専門の古本屋さん。
昔っから そこで「面白い」楽譜を入手してきたのですが・・
時代なのですかねぇ・・
すっかり楽譜が少なくなっちまってて・・(泣)。
でも、そんな極小のラインナップの中にも見つけようと思えば見つかる!
Arthur Seybold という先生が編纂した
「Neue Violin Etuden Schule」
と言うエチュードのア・ラ・カルト本を二冊買うことが出来ました(笑)。
色々な作曲家・歴代のプレイヤーが書いてきた「エチュード」
その「膨大」な資料の中から「用途」に合わせて抜粋、
まとめたもの が、この楽譜たち の様です。
私が買ったのは7巻と8巻。
お店には1巻から9巻まであったのですが、私の興味を引いたのはその二冊でした。
私も「無伴奏」が生涯の研究テーマですから(笑)、一人で弾くエチュードものにも
それは詳しいですっ(てめーで言うな)。
かなりマニアックなものまで入手している自負がありましたが・・
このSeybold先生には 遠く及ばないコトが分かりました(苦笑)。
色んな「人」の作品が集まって出来ているのですが、知らない作曲家あり
知ってたけど「えーっ、この人もエチュード書いてたんだーっっ!」な人アリ。
ルクレールのエチュードはVn弾きなら興味引かれると思うぞー(笑)。
あと ロカテルリとかね。
多分「現在それぞれ個人の作品でまとまった楽譜が無いだろうな」人の作品がある
っていうコアなこだわりに、思わず「おたく魂」の共感があったワケよっ(爆笑)。
そして それらの作曲家のプロフィールの一覧表を添えてくれるという感覚は
「無伴奏Vn曲」の一覧表を作る夢のある私には 涙出るくらい嬉しい事でしたっ。
ドイツ・フランス・英語と 全てが3国同時訳で書かれているのも助かりましたっ。
ありがとうっ先生っ(ご存命なら手紙書いてたかも知れんっっ!真面目に)!
先生の解説文の日付を見ると1915年なので そろそろ100年になるってモノですが
私は今の今まで この本のシリーズの存在を存じませんでした。
多分 仲間ウチでも 誰も知らないんじゃ・・・(苦笑)
でも、色んな人の「曲」が弾けて面白いです。
エチュードは やっぱり「無伴奏」ですから 色んな「エッセンス」が詰まっていて
その曲を作った人の考えが分かるので とても為になります。
学生時代は大っっキライだっただけに 今のフリークっぷりが我ながら笑えます(苦笑)。
しかし・・、楽譜の題・・。
英語ではNew Violin Study Schoolなのよね・・。
邦訳するとしたら何かしら・・。
「新しいバイオリンの練習教本」・・とか かしら・・(??)
私にとっては 「study」も「school」も感覚的に同じものなのかも。
どっちも「勉強」に直結するから・・
だから 学生時代キライだったんだろうなぁ・・・(イメージ固過ぎ?爆笑)
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