shiruko blog

今 一番会いたい人。

最近、朝１５～２０分ほどの間
ダヴィッド・オイストラフのDVDを観ています。
D・オイストラフは　私がもっとも尊敬するviolinistの
双璧の一人です（もう一人はジョー・ヴェヌーティだ！！）。
ここ数日は名ピアニストのリヒテルとのコンサートの様子で
本当にいつ聴いてもこの二人の演奏ってスゴイなぁ・・！！
っと感動しているのですが、同時にちょっと面白い事があって。

リヒテルとのデュオなのでピアニストの手元も解るように
との配慮からか　二階席から撮ってるような
斜め上からのアングルなのです。
すると他のピアニストと一緒の時より譜めくりの人が良く見えるんだ。

多分リヒテルのお弟子さんかナンかだと思われるんだけど
２０代と思しき青年が譜めくりしてるのですが
まぁ　リヒテルだからねぇ・・それは素晴らしい演奏なんで
その演奏が迫力を増して来ると　彼はすっごく嬉しそうな顔をするのだ。
笑いが止められないんだろうなぁ（笑）。
私だってオイストラフの横で聴いてたら興奮しちゃうっつーの（笑）。
で、演奏が落ち着いてくると彼も落ち着くのか髪の乱れを直したり
ネクタイを直したり　と、なんだか逆にせわしないのだ。
誰もキミの服装の乱れチェックなどしやせんから安心せい！
と　思わず画面に向かって声を掛けてしまうのでした（笑）。

でもあれって絶対「無意識」の行動だよな。
落ち着こう　落ち着こうとしての無意識の行動。
確かに「素晴らしい」の一言！な名演だもんなぁ、お二人とも(>_<)。
しかもピアノだけじゃ無くてオイストラフの譜めくりをする時もあったし。
忙しいから落ち着かないとね（笑）。

今から４０年近く前の映像（でも白黒なんだよねー）ですので
観たところ２０代の青年っぽかったから、今は６０代だよね。
会ってみたいなぁo(>_<)/
どんな「おじさま」になってるか見てみたいし（おい。苦笑）
「あの時どんな事を思いながら譜めくりしましたか？」
って聞いてもみたいのだ！！
・・でも「譜めくり」の名前はDVDにもクレジットが載っていないので
調べようが無いのであった・・（苦笑）。

そりゃオイストラフやリヒテルにもお会いしたいけど
もうとっくに天国に活動の場を移してしまってるので（笑）
今、生きている（であろう）人の中で　って意味で
今一番会ってみたい人　は
どこかの「空の下」で会うこと叶わぬ人でありました。
お元気だと良いなぁ(^_^)。

怯える音

すっごい風ですね～(@_@)。
夜になっても今だ止まらず。
あまりのスゴイ音に　ちょっと怖いと怯える始末（苦笑）。

「風の音」そのもの　に
人間の力を寄せ付けない「圧倒的」な威力を感じて怯え、
「音」から解る「風の威力」で鉢植えがすっ飛ばされないかと
ベランダーな意識が恐怖を覚え（すっ飛ばされそうなモノは
昼のウチから避難済みだけどね。笑）、
外に用事を済ませに出るのが「おっくう～」と言う
ものぐさな感覚が私に警告をし（単なる「面倒くさがり」だろうが！）、

など等・・それらが合わさって　結構この風の音
「怖い」くらいに耳につくのでした。
練習の合間に録音してると時々「ヒュ～ガタガタ！」とか
遠くで音がしてる（入ってる）もんなぁ・・。

風の強さ（威力）ってスゴイんだなぁ。

でもそもそも「音」で怯えるってのはありますよね。
お化けやナンカの出る前の効果音とか(T_T)

まだ弾きこなせていないけど「とりあえず録ってみないと」
と、録音した自分の演奏　とか（・・リアルだこと。笑）。

・・どれが一番「シルコが怯える音」かは
まぁ　言わずもがな　だけどさ～（苦笑）。

その点、自分が出す音じゃない　風の音は
もっと、お気楽に聴いていても良い筈なのに
やっぱり　何故かビクビクしてしまうのだ・・（苦笑）。