荒れ狂う海。
黒々とうねる海と対照的に白く輝く白波。
…に見えますよね!
すみません、これ海じゃないです。
いやそもそもこんな荒れた海に私が行ける訳ないし。
というか海そのものをもうここ何年も見た事ないですし!
実は⬆︎の写真は雲です。荒海にしか見えませんが空です。
9/1に運良くお休みが取れたので夕方近所のお寺と神社に
お参りに行き、いつもならその後商店街やスーパーで買い出し
して帰るのですが、お参りを終えて空を見上げたら西の空から真っ黒な雲がモクモクとこちらに近づいて来ているのが見えて
慌てて家に帰ったのでした。多分15分も掛からなかったと思うのですが、部屋に辿り着く頃にはあっという間に上空を超えていて、驚いてまた外に出たら雲は瞬く間に東の地平線まで到達して行ったのでした!
本来なら高層ビルとか見える筈なのに埋もれてるし!!
この時埋もれてる所がどうなってるのか想像すると怖いです。
しかもこの雲の凄い所は西からずーっと繋がっているという所です。こちらが西の空です。⬇︎
ちょっと分かり辛いかもしれませんがこの巨大な雲は両脇が空いている(晴れている)のです。だから「曇空」ではなく「雲」と書いているのです。
最初の2枚の写真は丁度真上を見上げて撮った物です。
どれにしても余り見ない空でした。
この空を見た時に何十年も前に一度だけ見た横山大観先生の超大作絵巻の「生々流転」の最後の絵を思い出しました。
山の中の清水から始まり街の中、そして大きな河となって海にたどり着き、また雨雲になって天へ帰るというその真っ黒な雨雲の中に隠れるようにして龍が描かれているのです。
その龍がこの雲にも隠れているように思ってしまいました。
それ故に今回作った曲にその名前を付けさせていただきました。
9月の曲です。
「生々流転」
Comp. Noriko Nishimori / 生々流転
激しい曲はすっごく久しぶりです。
1分ちょっとで激しい曲の起承転結を着けるのが難しくて
中々書けなかったのでした。(T▽T)
いやそれにしても凄い雲でした。
でも、その割にはウチの近辺はそんなに雨は降らなかったのでした??
なんで!!????💦
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