shiruko blog

準備万端っ！

･･なのは、相棒だけですけど･･(￣▽￣；)。
数日前に弦を替え
今日は弓の毛替えに行きました
･･ら、楽器の指板が「かなり」削れていたので
「これは削らなきゃなー」とマイスター。
えーっ(T_T)と私。
でも、見せてもらうと傷後がまるでギターのフレットの様な状態でーっ(>_<)！
･･指板も削って頂きまして
さらに調整をしてもらい
そして磨いて頂きっ(これは毎度･･すみません！)
すっかりフレッシュになって「やる気満々！」な相棒達。
それを見て満足しちゃってるこの私。
･･この状態ってもしかして、色んな洗剤や面白お掃除グッズを買った時点で、もうすっかり大掃除を終えた気分になってしまった、あの感覚･･（苦笑）？

そしてネルコルを弾く

今日は一部で「セレブ会」（笑。構成している方が凄い方々だから）と、
呼ばれている月一の「ホームコンサート」に、今月もお邪魔させて頂きました。

で、弾く曲は・・
もはや、なりふりかまっていられない状態なので（笑）、
10/3のコンサートのプログラムから弾かせて頂こうと思い
「一番・タイヘンな曲」を弾くか、それとも
「プログラムの中からお客様にランダムにリクエスト頂くか」
そのどちらかを「お客様」に選んで頂きましたっっ。
どちらもコワーイ「曲選択」なのですが（苦笑）、
最高の度胸付けになると思ったのでした・・
結果は、「ネルコル」をご指名いただき（笑）、
抜粋で弾いてまいりましたっ（全部弾くと長いかなぁって・・）。

ここ数日、一生懸命「せっかち」にならない様に
「楽しんで」頂けます様に、と練習方法を必死に（苦笑）模索しております・・
それでもまだ「せっかち」になる瞬間がある・・っっ（泣）！
今日の反省を明後日のアズーリさんで「試させて」頂こうと思いますっ。
本当に「なりふり構っていられない」んだよーん・・。

人前で弾けるのは「最大の喜びであり、最高の楽しみ」だから・・（笑）。
より「面白く思ってもらえるモノを」「楽しんで頂ける」ものを・・。
そりゃぁ・・、すぐには「解らない」コトだけれど・・（当たり前・・笑）。
うむうむ・・。
でも明日っから、また少しでも前進する為に、頑張るでしっっ（笑）！！

生サインっっ！

昨日、お邪魔した恩師のお家は、それは綺麗な素敵な邸宅で、
レッスン室も素晴らしい書斎ですっ（憧れでつ。）。
そして昨日レッスンの間に、ふとその「ライブラリー」を拝見していた時、
私の目に飛び込んで来た「素晴らしいモノ」がっっ！

「先生（もっ）オイストラフのファンですかっっ（狂喜乱舞）！！？？」

本棚に、古い「ダビッド・オイストラフ」の写真集があったのでしたーっっ。
でも、　「ああ・・、それねー・・、いただき物なんだよ・・。」
・・と、落ち着いた恩師の声に、マニアの血が空回りしたシルコでした・・（苦笑）。

恩師はドイツに、しばらくいらした事がおありになるので、
向こうに親しいプレイヤー仲間がいらっしゃるのでした。
そのお仲間から「贈られた」本なんだ　と教えて下さって、そして
私が「パパ・オイストラフ・フリーク（笑）」と解ると、ナンとその本を
私に貸してくださったのでしたーっっ（ありがとうございますーっっ！泣）。

今日、ほくほくしながら表紙を開きました。
ら、イキナリなにやら書いてあります・・
字数を照らし合わせると・・
オイストラフの直筆サインだーっっ！！！うひゃほうっ！
初めて観ました。直筆サインっ。

びみょーに「英語」じゃ無くて（笑）、多分ロシア語の文字に使われている
キルア文字っていう、アレだと思いますが・・
さすがに私もキルア文字の手書き文字を、今まで見たことが無かったので・・
確信を持って「直筆サインじゃんっっ！」と叫ぶまでにしばーらく掛かりました。

しかしー・・、CDは片っ端から買いあさり（笑）
DVDも画質関係なく即ゲット！
youtubuでも毎日のよーに、資料はありがたく拝見させて頂いているのですが・・
でも・・、私が物心つく前に天国に活動場所を変えてしまった先生なので・・
「同じ空間を共有している」と言うイミでの「生きている」オイストラフ先生を今までは
見つけた事が無かったので、今回の生サインは凄く嬉しい発見だったのでしたっ。
後で写真撮っちゃおーっと（マニア魂全開っっ！笑）！！

アドヴァイス

今日は大学時代からの友人に、
クラシック以外の曲のグルーブ感に関しての
助言をして頂きに行きました。
アメリカに留学して、今はJAZZの理論の講師もしていると言う
素晴らしいプレイヤーです！
クラシックの楽曲やアレンジは、今までに、「師匠連」に（笑）
見ていただく事が出来まして、色々これからの練習で
学んで行く事を教えて頂きました。が、
クラシック以外の曲は、やはり「独特」のグルーブ感があります。
一人で弾いている私には、一緒に弾いてくれるメンバーが居ない為（笑）
「それはヘンだよー」と、言ってくれる人が居ないのを良い事に（苦笑）、
「一人よがり」な演奏に、なりやすいです。

それを「ダイレクト」に、そして的確に切ってくれる人物が「友人」で良かった（笑）！
沢山たくさん「アドヴァイス」をして頂いて来たので、
これから、それらを踏まえて練習して行きます。
ありがとうっ友よっ！！

もー、カウントダウン状態だからねー・・（笑）
一瞬いっしゅんが「大切」になっていく様です・・（笑）。

本番より怖い

昨日はほぼ10年ぶりに（！）師匠・徳永二男先生のところに
レッスンに行ってきましたーっっ！！
もー怖かったのなんのーっっ（行くのが。苦笑）！
昔っから、お家のピンポン鳴らす前は相当時間かけて心を落ち着かせるのだ。
ただ、素晴らしいレッスンなんだよねー・・。

予想していたとおり「ヘンな弾きクセ」が付いてました・・。
それを徹底的に直していただきました。
言われてみて、直してみると「あぁ、そっか！」と思うんだけど
自分だけで練習していても全く見えて来ないから不思議だ・・（泣）。
しかし・・、本番のコンサートよりずっと緊張するから（苦笑）ガチガチさっ。

そんな私のぶっ飛んだ演奏に根気良くつきあって下さる師匠との
まるで漫才のよーな（泣）掛け合いに、ふと気が付くと笑い声が・・。
次のレッスンを待たれていた方がいらしたのですが、ナンとその方は
高校時代からの先輩だったのでしたーっっ。
これまた数年ぶりにお会いした宮○先輩！
演奏法の研究に師匠のトコにいらしたと言うので「ぜひ拝見したいっす！」
と言ったら許して下さったので（！）、これまた先輩の素晴らしいレッスンを
拝見させて頂いて、昨日は凄ーっっく勉強になった一日だったのでした。

その後実家にチケットを渡しに行って（その前の日に渡し忘れたの。笑）、
夕飯をたかっていたら凄い雷雨になりました。
そして、数日前から（苦笑）今日のレッスンの為に「超ド緊張」していた為か
テーブルで「居眠りこいて」しまったので（笑）、昨日はそのまま泊まりました・・。

◎

それにしても、帰る時、駅への道すがら先輩と話したのですが、
「もっと（レッスンに）早く来るんだったーっっ！」

来るまでは（私は）怖くてコワクて、電話出来なかったんですが（苦笑）
レッスンを受けてみるとやっぱり音への、そして音楽への見方、考え方
そういったものが劇的に変わります。
なんせ師匠の「経験値」は半端じゃないからなー・・。
さぁて、昨日の「経験」を私も活かさなくっちゃ！頑張るぞぉっ（笑）。

うわぁぁんっ（泣）弦が、弦がーっ！

弦が・・また値上がりをする・・あうぅぅっ（号泣）！！

今日、弦を買いに山野さんに行ったらスタッフさんに
「明日から、値段が上がります・・っ」と言われてビックリだっ！
上がるってのは弦の仲間と話していて知ってたけど・・明日からなのか。
ここんとこ、本当ーっっに頻繁にちょこちょこ値上がりしていて
それだけでもお財布に響いていたのに・・、今回の上がり方は凄い。
2割ぐらい上がるんだっ。
800円台だったE線は「千円」になりっ
5000円台前半だったG線は「ろくせんえん」になるんだっ！
「ろくせんえんーっっ！！？？大台に乗っけるのーっ？？」
しるこ売り場で叫んでしまいました・・。
ユーロの高騰、原油価格の高騰・・
分かるよ。そりゃぁ　わかる。
食料品だっていろんなものに「原料の価格高騰により値段を変更しました」
っていう断り書きが付いてるもの、最近とても良く見かけるもの・・。
でもさ、だったら私も「原料の価格高騰によりギャラを変更しました」
・・って言って、ギャラを上げたいんですけどっっ（泣笑）！！
プレイヤーにこの弦の価格変動はキツイぞー・・（泣）。
なのでA,D,G線は、1セットだけ買うつもりだったのですが3セットを購入。
そしてE線は、売り場にあったもの（奥にまだ在庫はあると聞いたので）を
「全部」買い占めて来たのでした・・。
それでも当座をしのぐ分だけど、無いよりはずっと助かる！
うーむ・・弦が2割り増しになったのなら、私も「2割り増し」なプレイヤーになるぞ！
目指せっ「2割り増しな女」！！（って書くと何だかセコイね・・。笑）

「楽器持っていると」あれこれ（笑）

つい先日　駅のホームで電車を待っていたら
「それは・・バイオリンですか？」
と　白髪の上品な女性から声を掛けられました。
「はい、バイオリンですっ」
と即答しながらも　色々思い出したシーンがありました。

昔むかし　まだ私が学生だった頃（笑）、その当時　持っていたVnケースに
私が我がまま言って　義兄様にエアブラシ等で　それはそれは美しい
星や月や　星座のマークを描いて頂いたのでした。

ある日その楽器ケースを抱えて電車に乗ったら、目の前の座席で
何ゆえか　カップルが仲違いを初めてしまいました。
ケンカした後　しばらくお互いソッポ向いていたのですが、そのうち
沈黙が気まずくなったのでしょうか、目の前にあった私の楽器ケースの
星座のマークや何かについて　二人がお互いに　ぽつり　ぽつりと
話しかけ始め、その後　私が目的の駅で降りる頃には、すっかり仲直りして
「人目も憚らぬ」睦まじさっぷりで、当時の私は何だか面白くなかったのを
今でも昨日のコトのよーに　覚えています（大爆笑）。

その後（楽譜の入らないハズの「ひょうたん」型）楽器ケースに
直接かぶせる　楽器ケースの「ケース」がアメリカから販売されて、
しるこ　それをいち早く購入して　ケースにケースかぶせて　楽譜や
（入っちゃったので）ビニール傘なんかを入れて　歩いていたところ
ある日　ある交差点で　すれ違ったオジサマから
「それは・・Vnですか　Vaですか・・？それともテニスのラケットですか・・？？」
と　まじまじと訊かれたコトがありました・・。　　「Vnですー（笑）」

今の私の楽器ケースは「それはそれは」昔むかしにウチに「迷い込んだ」ケースで
肩に引っ掛ける「金具」が無かった為に　ずーっと押入れにしまわれていたのを
ハ○ズで金具を買ってきて　穴を開けて「金具」を取り付けて
肩から下げれる様にした　「しるこ　カスタマイズ・ケース」です（笑）。

量産性なハズなのに、これと「同じ」ケースを目にする事は　何故か今までありません。

しかしある日　とある街角で　白髪の「おじい様」から　出会い頭に
「懐かしいなぁ　私が若い頃は　そういうケースに入れていたんだよっ！」
と狂喜乱舞されて以来　大体の「ケースの歳」が判ったので（笑）、
その後　色んな現場で出会う「若い」プレイヤー達に
「どこで買ったんですかーっっ！！？」と訊かれると
「出所は　はっきりしないケド・・少なくとも「歳」は君たちよりずーっと上だと思うよ」
とマジメに答える様になりました（実際に　何年作なのやら・・笑）。
もう　次を買うことも無く「これで」共に生きていきたいです・・。

でも、楽器が側にあると　まるで「名刺」代わりで　面白いですっ（実際名刺無いし・・笑）。

レッスンを受けるっ！！

いっやー、先生にレッスンを見て頂くなんて何年ぶりっっ（おい・・。苦笑）！

今日は　10/3のプログラムを引っさげて　恩師の家の扉を叩いたのでした。
しかし、BachやPaganiniは兎も角として　その他のは「ぜーんぶっ」
私のアレンジものですからねー・・
今日は弾く前に、相当の「覚悟」っつうか　こう・・「度胸」が要りました。

何と全曲　がっっつり見てくださったのですが（ありがとうございましたっ！）
最後の数曲には　さすがに次の「お弟子さん」がいらっしゃって、
それがまたカワイイ男の子でさー・・（苦笑）
まだ小学生でしょう。お母様といらしてて・・
そんな「これから」のプレイヤーの前で「Pick up the Pieces」とか果たして
弾いちゃって良いのだろーかっっ！！？
と、本気で思いながら弾いたりしたので　ライブ以上の「超ド緊張」でした（爆笑）。
でも、おとなしーく聴いてくれたし　お母様も楽しんで下さったのか
「楽譜が見てみたいですー、どうなっているのかなーって・・」
とおっしゃって下さいました。ありがとうございますっ、でも楽譜は無いんです（笑）。

先生にも　私自身では気が付かないコトを沢山チェックして頂いて、
本当に勉強になりましたっ！
純然たるクラシックじゃ無いし・・宴会芸みたいなモンかも知れないし・・
と　電話する前は相当モンモンとしていたのですが（苦笑）、
勇気出して　レッスンにうかがってホントに良かったです。
帰り際「また　いらっしゃい」と、あっさりと先生。
・・・今日「言われた」箇所　ちゃんと直さなきゃー・・（でへー・・苦笑）。

楽器Day(笑)

今日は午前中に保険屋さんがお見えになるはずでした。
ら、朝　お電話が掛かってきて3時過ぎに変更となりました。
「うーむ・・3時なら洗濯物乾くかなー・・、洗濯すっか。」
と思ったら　天気予報では曇りに傘マークが。
「雨降んのかー・・ちぇっ、せっかくいい風吹いてるのに・・」
と、そこまで思ってハタっと我に返り　次の瞬間電話を掴んで
「すいませんっ　今から毛替えに行っても良いですかっっ！！？」
と　楽器屋さんに向かって　叫んでいたのでした（笑）。
いつもお世話になっております職人さん（マイスター）のお家は
駅からすこうし歩くので　夏場の毛替えは物凄く「タイミング」を見るのだ。
午前中・曇り・風がある
この3点が揃っていると　アスファルトの上をテクテク歩いていても
そんなに暑くないのでした。
で、突然空いた今日の午前中はピッタリじゃんっと思って家を出ました。
けど、だんだん太陽が出てきてくれて（笑）暑くなってきてしまったのでした。
でも、同時に雨もパラパラ降ったりしたので「狐の嫁入り」でしたね。
ド・ピーカンの日よりは　ずっと涼しかったです。
で、帰ってきてから　今度は保険屋さんと打ち合わせ。
ええ、ワタシのせーめー保険じゃありませんことよ（笑）？
楽器です、楽器の保険。
大体　私の年間の全保険料より高いし・・（立場の強弱が伺えます。苦笑）。
今日は「楽器の日」ってコトかな。相棒に付き合った一日でした（笑）。

　　今日の夕日です。

　　何だかちょっと秋っぽい（笑）？？

何て訳せば？？

昨日　神保町で古本屋さん１軒行った後、へたれた話を
しましたが（苦笑）、その１軒とは「楽譜・音楽書」専門の古本屋さん。
昔っから　そこで「面白い」楽譜を入手してきたのですが・・
時代なのですかねぇ・・
すっかり楽譜が少なくなっちまってて・・（泣）。
でも、そんな極小のラインナップの中にも見つけようと思えば見つかる！

Arthur Seybold　という先生が編纂した
「Neue Violin Etuden Schule」
と言うエチュードのア・ラ・カルト本を二冊買うことが出来ました（笑）。

色々な作曲家・歴代のプレイヤーが書いてきた「エチュード」
その「膨大」な資料の中から「用途」に合わせて抜粋、
まとめたもの　が、この楽譜たち　の様です。
私が買ったのは7巻と8巻。
お店には1巻から9巻まであったのですが、私の興味を引いたのはその二冊でした。

私も「無伴奏」が生涯の研究テーマですから（笑）、一人で弾くエチュードものにも
それは詳しいですっ（てめーで言うな）。
かなりマニアックなものまで入手している自負がありましたが・・
このSeybold先生には　遠く及ばないコトが分かりました（苦笑）。
色んな「人」の作品が集まって出来ているのですが、知らない作曲家あり
知ってたけど「えーっ、この人もエチュード書いてたんだーっっ！」な人アリ。
ルクレールのエチュードはＶｎ弾きなら興味引かれると思うぞー（笑）。
あと　ロカテルリとかね。
多分「現在それぞれ個人の作品でまとまった楽譜が無いだろうな」人の作品がある
っていうコアなこだわりに、思わず「おたく魂」の共感があったワケよっ（爆笑）。

そして　それらの作曲家のプロフィールの一覧表を添えてくれるという感覚は
「無伴奏Ｖｎ曲」の一覧表を作る夢のある私には　涙出るくらい嬉しい事でしたっ。
ドイツ・フランス・英語と　全てが3国同時訳で書かれているのも助かりましたっ。
ありがとうっ先生っ（ご存命なら手紙書いてたかも知れんっっ！真面目に）！
先生の解説文の日付を見ると1915年なので　そろそろ100年になるってモノですが
私は今の今まで　この本のシリーズの存在を存じませんでした。
多分　仲間ウチでも　誰も知らないんじゃ・・・（苦笑）

でも、色んな人の「曲」が弾けて面白いです。
エチュードは　やっぱり「無伴奏」ですから　色んな「エッセンス」が詰まっていて
その曲を作った人の考えが分かるので　とても為になります。
学生時代は大っっキライだっただけに　今のフリークっぷりが我ながら笑えます（苦笑）。

しかし・・、楽譜の題・・。
英語ではＮｅｗ　Ｖｉｏｌｉｎ　Ｓｔｕｄｙ　Ｓｃｈｏｏｌなのよね・・。
邦訳するとしたら何かしら・・。
「新しいバイオリンの練習教本」・・とか　かしら・・（？？）
私にとっては　「ｓｔｕｄｙ」も「ｓｃｈｏｏｌ」も感覚的に同じものなのかも。
どっちも「勉強」に直結するから・・
だから　学生時代キライだったんだろうなぁ・・・（イメージ固過ぎ？爆笑）