今日はゆったり弾けました。
仕事もないし、お客様もなかったし(笑)。
なんだかこうしてゆったり一日弾くのは
久しぶりな気がします。
ゆったり弾けるときは
ことさらスケ-ル(音階)のパタ-ンが増えます。
昔、学生時代は何より一番大っっ嫌いだったのがスケ-ルでした(笑)。
なのに今は最初に必ずスケ-ルを弾きます。
数年前にヘタをすれば
二度と弾けなくなったかも知れないような、前代未聞な指の壊し方をしました。
本当に幸いにして、そのような事にはなりませんでしたが。
外傷があるワケではないので見た目は目立ちませんし
みっともないことなので(理由が理由で。笑)人に言えずにきたので
今でも、その事をご存知の方は少ないです。
リハビリに一年半通い
弾き終わった後に痛みがなくなる状態に戻すまで3年かかりました。
まったく動かなかった頃は
痛む指は使わずに弾いていました(こっそりと。苦笑)。
今だからバラせますが(その頃の依頼主様方には本当に申し訳ありませんっ。)。
だからなおさら、その時以来
どんなに焦っている時にもスケ-ルは欠かしません。
ウォ-ミングアップであり、指の筋肉を創る訓練を兼ねているので。
最近増やしているのがダブル・ストップ(重音)のパタ-ンです。
3度にしろ6度にしろパタ-ンは基本的には一つ。
3度なら下がメロディ-ライン。6度なら上がメロディ-ライン。
でも曲を弾いていると、実戦ではその逆もかなり沢山あります。
特に私のアレンジは(笑)。
下だろうが上だろうが3度は3度。なのでしょうが、あえて逆パタ-ンを
弾くようにしてみました。
まだ、数日しか経っていませんが曲中で形が取りやすくなっている気がします。
今までスケ-ルだけで25~30分が目安でしたが
この新しいバタ-ンのお陰で40分以上掛かるようになりました。
でもリッチ先生の奨める「音階一時間!」にはまだまだですが(笑)。
先生の音階教則本(ザルツでご本人から買わされ・・もとい買わせていただいた)
を弾くと、その一部だけでも一時間じゃ弾ききれませんがっっ。
あれは究極の音階教本だ(笑)!
スケ-ルあなどりがたしっ。改めてしみじみ思うこの頃です(笑)。
そうだったんですかぁ。
僕も昔指を切って縫ってそれから動きが悪くなって、落ち込んでしまった時期がありました。
克服されたのですね。
さすが先生です。
また、楽器演奏はスポーツみたいなものなのですね。
まずは準備体操をしっかりすることが、素晴らしいプレーや成果につながるのですね。
とても勉強になりました。
投稿情報: 弦雅 | 2007/01/17 00:49
そう言っていただけると救われます!
自分のおバカな過去が・・(苦笑)。
褒めていただける事がくすぐったい位情けないことでしたから。
だから今までほとんど誰にも言えなかったんだもん。今回初めてカミングアウト(笑)!
でも、弦雅さんも指切ってたのですか・・
知らなかったからわりと最近・・?
お互い指は何より大切だって実感できましたね(ただしこんな実感一度で十分!ねっ!笑)。
おっしゃるとおり演奏はスポ-ツと同じだと私は思っています。
だからスケ-ルは走りこみと思ってやってます(笑)。
投稿情報: siruko | 2007/01/17 11:10