自宅に居ながらにして、レッスンができるのが自宅レッスン。
反対に、生徒さんのお宅に伺ってレッスンするのが出張レッスン。
しるこは出張レッスンが、出来ません。
遥か彼方昔、大学生だった頃、お世話になった先生からお預かりした生徒さんのお宅に
出張してたことがありました。が、半年後に
「レッスン料半額にいたしますんで、ウチにいらしていただけませんかっっ(泣)?」
と言って、実家においで頂くようになって以来、
出張レッスンはしるこ的には禁じ手として封じられてます(笑)。
今を去ること、2,3年前になりましょうか、
その当時、次期首相とまことしやかに噂されていた
当時はまだ大臣でいらしたとある方の、
ご親戚のご令嬢の出張レッスンを出来ないか、というオファ-があった時
それはそれは法外な値段をふっかけ(だって基本的には自宅の2倍だもん。笑)その上
「自宅でしたら半額ですし、いつでもOKですのよっ」
と、怪しげなキャッチセ-ルスみたいな決め台詞を
にこやか-に のたまわったところ、その間に入っていた方は
「解りました。その旨御先方様にお伝えいたします。」
とつつましやかに受話器をお置きになりましたが、
その後、連絡はありませんでした(爆笑!)。そら、そ-だろ。
そんなわがままなしるこですが、ただお一人だけ、ご自宅に、レッスンに伺っている方がいらっしゃいます。
しかも、その法外な金額ではなく自宅レッスンと全く同じ料金で(笑)。
いつもは私の家にいらして下さるのですが、時折、
その方のレッスンの日に、何故か決まって、とあるスタジオの仕事が入ってくるんです。
その方のお家の隣駅にあるスタジオで、
ドアtoドアで大体15分位ですかね。
それがまったく離れたスタジオだったなら、当然、時間を変える、日にちを変える
とキャンセルするのですが、私自身が隣駅まで行っているので、思わず
「宜しかったら、帰りお寄りしますか?」
って事になり、その方だけは出張レッスンが成立するのでした。
しかも、私の都合による変則なので当然、料金はそのままです(笑)。
面白いなと思うのは、その日に入るスタジオは決まってその方の家の近くだということ。
でなければ、さすがに私もお寄りする事などありませんもの(苦笑)。
その方は御自宅にいながらにしてレッスンができてウレシイ。
私もスタジオ仕事が入ってウレシイ。
ってなことで、そんな思いの強さが、
私にしてはあり得ない 出張レッスンを可能にしているのかもしれません(笑)。
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