昨日、劇版の事を書いたあと、
今までやってきた劇版の事を思い出したりしてました。
したら、今日、TVで「千と千尋」をやってたので、よけい懐かしくなってしまったので
今日は昔ばなしをしましょうか(笑)。
色々な劇版やらせていただいたと思いますが
記憶に残っているものは少ないです。
一番最初の記憶は「もののけ姫」。
だから「千と千尋」て゛懐かしがったわけ(宮崎作品だから。笑)。
スタジオに入って、譜面台の上に乗っていた楽譜を見たら、一番上に
「MONONOKE-HIME」
って、書いてあったので、HIMEって言う人(かバンド)の「もののけ」って曲かいな・・。
と思ったのでした(だってその時はもののけ姫なんて知らないもんっ。笑)。
で、実際音を録って、一回聴く時に、もう歌も入っていたので曲全体が聴けたのですが
「きれいな声だなぁ・・、でも・・ナンカ普通と違う・・。日本人じゃないのかな・・?」
と思った私は何故かフィリピン系の女性ボ-カリストを想い浮かべてしまったのですが
その時、指揮台にいらした久石さんが
「や-・・男性の声とは思えないねぇ・・。」
って感心した様に小さな声でおっしゃったので
「え-っっ!!男性っすかっっ!?」
って全員で仰天したのを覚えています(いや、びっくりした。笑)。
主題歌だけを、その時録ったので。
ひょっとしたらプレゼン用だったのかもしれません。
でも、綺麗な曲だったのですごく印象に残ってました。
それこそ劇版は東フィルかどこか、オ-ケストラが演奏してたと記憶してます。
久石さんの作品では、北野武監督の「HANABI」でしたっけ、
あの作品にも参加させていただきました。
こちらは劇版だったです。
久石さんは録音する際、かならずモニタ-で映像を見ながら指揮をなさるので
録ったものをリプレイする時に私たちも、その指揮台の脇にあったモニタ-を
見せていただいちゃいました(笑)。
切り絵みたいな綺麗な絵が映っていたのを凄く覚えています。
その後、その切り絵の作品(?)の一部かな、が
羽田空港に寄贈されたんだか何だか、壁画になっているのを
実際羽田で出発の時とかに拝見していました。
が、映像のほうが私は好きだったかなぁ・・。
あとは、日本版「ゴジラ」
ハリウッド版の後の作品ですね。
服部さん(息子さん)でしたかね。
スタジオがプレイヤ-で超満員で(フルオケなみだったから。笑)
曲が重なるにつれ、時間が経つにつれ、
酸欠で死ぬかと思いました(あんなに入らないよ。消防上もきっと・・。苦笑)。
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