shiruko blog

疾風怒濤

疾風怒濤・・正確な意味も良く存じ上げなければ
書く事も出来ない文字でございますが・・（苦笑）

しかし、そう言いたくなる様な「凄まじい」風、でしたねぇ・・！
今日が仕事じゃなくて良かったっす・・（泣）
楽器持って歩いていると、今日みたいに強い風の日には、たまにビル風とか
予期しない風に楽器を取られて煽られて、歩きづらかったりするんですよ・・
でも、今日は一日ウチで弾いていられましたので有難かったっす！
もっとも、風で植木に被害が出やせんかとセコセコしていましたが（笑）。
だってハンパじゃなく強い風だったからーっっ！！
実際、鉢を倒されたし・・（気を付けていたのにーっっ。掃除が・・。苦笑）

昼間、強い日差しの中で、その風が吹きつけて来た時、
何だか海の側で風に吹かれている様な錯覚を覚えました。
南からの突風。海から吹く風だったから潮の香りがしたのかな（憧。笑）。

しるこは、弾いている時は周りの音とか、あまり聞こえないです・・
携帯の音は勿論、メールの受信音も聞こえないっ、て言うのに
今日の風の吹く音は、弾いている音とかぶっていました（ドラマティックだよ。笑）。
今は、ようやく静まってきました。
風に合わせて選んだCDの中の曲、ゴダイゴさんの「ガンダーラ」が
舞い上がったホコリをシルクロードへの旅みたいに素敵に感じさせてくれています。
・・行ったこと無いけど（テレビで観る限りの印象で・・。笑）。
写真は今日の入日です。
三方から「あの」風を受けたので、カメラだけじゃなく身体ごとすっ飛ばされるかっ
と言う恐怖に駆られて、手摺に掴まっての撮影でし・・
ちょっと怖かった・・

日常の中に「特別」を

今日は現場に行く前に「モチーフ」というお店で
友人の出産のお祝いを買いました。
このお店、一品一品がナカナカ面白くて、私はプレゼントを良く選びます。
生活の中で普段使う物がカッコ良く変身して、そこにある。
モノによっては100金ショップとかぶりますので（モノによっては　ね。笑）
自分用にはあまり買った事がありません（100金で十分っ有難いから！）。

でも、普段使うものが「これでもかっ」って言うくらいカッコ良く
ヘタすると笑っちゃう位　仰々しい様ってのは本当に笑ってしまうので（笑）
意外と使ってもらえるかなぁ・・って。贈り物として、選んでいても楽しいです。

今日のお品は子供用玩具。チェコだったか・・、外国の玩具です。
よく外国のイラストで、赤ちゃんが木製のアヒルのクルマを
ヒモで引っ張っているってのがありますでしょう？
それの、カタツムリ版（！）。
ただ、アヒルと違うのが、動きがかなり　リアルだってとこ（笑）。
ゆっっくり引っ張ると、こぅ、のたー・・って動く様が
いかにもカタツムリなんですが（そうするとデカイからちょっと引くぞ。笑）
まぁ、遊具ですからねぇ、普通にヒモを引っ張るでしょう？
すると、動きが早いのでコマ送りみたくて笑えて・・、一発即決でした（笑）。
しかし・・、良く出来ていますっ、今のチルドレンものはっ。
でも、プラ系で出来ているものは　そのうち幾らでも自分で買えるだろうから
木製のものは、「在る」今のウチに贈りたい・・と、思うしるこでした。

仕事を終えて帰ってくる時に、またお店の前を通りました。写真はそれですー。
一時間前にお店は閉まっていたはずでした。
けど、少し明かりが落ちた店内には人影が・・。
店員さん達が難しいカオでディスカッションしてらっしゃいました。
また面白いモノ、仕入れて下さいです・・（笑）。

理想の音

私にも、「理想の音」というものがあります（そら、まーね）。
でも、まだ一度も耳にしたことはありません。

誰かの演奏を聴いて「うわぁっカッコエエ！！」とか
「スッゲー上手い人だっ」とか思う事はあります。しょっちゅうです。
それでも、そこに「理想の音」はありません。
だって私の相棒を使っていないから（笑）。その人の愛器だものね。

むー・・でも、仮に私の楽器と弓とを使って最高の音を誰かが出しても
それはその人の「最高の音」であって私のものにはなれない。
だから、私と、楽器と弓と、3つ揃って初めて
「私達」の「理想の音」っていうものを探す事が出来る。
どれかが欠けても、「音」を出す事は出来ないし、
どれかが替わったら、たちまち違う音になる。
「3人」集まって、ようやく一つの「声」になるのだから
弦楽器って面白いね（笑）。

そして、3人で必死になって「理想」を目指してひたすら弾いて、
弾いて弾いて弾いて・・（繰り返し）
たまに録音して、
・・泣くのだ（笑）。

あうあうっ、ここんとこ次回のOKURISシリーズを録音しているのですが
弾いても弾いても・・「・・もう一回！」・・ってもう、埒あかんっ。
まあね、こんなところで「理想の音」を追いかけた日にゃ
次のOKURISシリーズ、アップ出来る日は永遠に来ないかも知れないから（笑）
どこかで「よしっ」って言うんだよね・・。
その思い切りが大事なのだっ。
で、先ほど録って「まっ、こんなもんかっ」・・って思った
次の瞬間「・・で、これを踏まえて、明日も一回録ってみるかっ」
（・・・ちっとも思い切っとらんではないかーっっ！）
・・ウェブ・デザイナーの先生のトコにさっぱり音源が送れないのであった・・

紅玉・追記

相変わらず、リンゴ・ソースは作っております（好物だからね。笑）。

が、さすがに紅玉もシーズンが終わったと見えて
実に水分が無くなって来ています（笑）。
そういう実は、オロスのが困難です。
水分がたっぷりだと、実も硬くてオロスのもワケ無いのですが、
水分が無くなると実が崩れやすくて・・・
（普通に食べたって、そういうのはスカスカで悲しいよねっ！）
なので、オロシている最中に崩れてすべってしまうのです。
何度、すっ飛ばした事か・・（泣）。

それで、最近はオロさずに、皮を剥いてタネを取ったら薄切りにしています。
そして薄切りを鍋に入れて、スプーン一杯のお砂糖と弱火で煮るのは一緒
なんですが、その後、木ベラでつぶします。
火が通ってくると、簡単につぶせます。
つぶすって言うより、切るって言う感じなのかなぁ・・
マッシャーでつぶすのも簡単かも（笑）。
粒をどこまで残すかは、お好みですが、私は一応
栗きんとんを煮込んでいる様な雰囲気になったら火から降ろします（笑）。

食べた時にシャキシャキして
これはこれで気に入っていますっ。
今日のは、皮を入れなかったので余計に栗きんとんですっ（笑）。
本日のおやつに、前回書いた「焼いた食パンに蜂蜜を塗ってシナモン・パウダーをぶっかけた」ところに今回作ったソースを塗って、食べてみました！

茶色い所は、シナモンが片寄った場所デシね・・美味しそうに見えないかな（苦笑）
でも、味は即席アップルパイなんだよんっ。
すっかり私の好物ですよ（笑）。
水分の抜けかけたザクザクのリンゴが手に入った時は、ぜひっ
この「粒々」リンゴ・ソースお試し下さいですっ。美味しいよ！

オーナーの芝別邸

マイ・オーナーは全国に邸宅、または別邸をお持ちです。
何故なら、弁天様だから（笑）。
「芸事」に従事している私達にとっては、「芸事」の神様である
弁天様はオーナーでしょう（笑）。
上野のご本宅（？）はたまに伺うのですが、
今日は芝のお宅に初めてお邪魔しましたっ。
現場の近くです。まさに東京タワーの麓にあります。
前からあるのは知っていたんだけどね、行きそびれてて・・
今日は仕事も早く上がったので、ちょっと散歩して参りました。

すぐ脇には大黒様もいらしたかな・・
その更に奥に、何と巨大な白蛇の像があったんですっっ！
とぐろ巻いて眠っているんだけど、かなりリアルで最初びびりました（笑）。
白蛇なんだけど、苔むして「何となく緑色」な所がいかにも青大将で・・。
写真は・・撮りたかったんだけど、謂れが書いてなかったので
さすがに撮って良いのかどうか・・やめました（怖いの苦手だから。苦笑）。

本堂の隣には池がありました。けっこう大きい池でした。
その池の向こうは大通りで車びゅんびゅん走っているんですからっ。

なのに一歩入ると、鳥の声。
ちょうど五時のチャイムが鳴ったと思ったら、おもむろに
お寺の鐘が鳴り始めました。
考えてみれば、あの辺りって寺町なのよね・・
六本木とか、華やかな街が傍にあると忘れてしまいます。
でも、ちょっと歩くとこんな鬱蒼とした森があるんですねぇ・・。

向こう側に東京タワー。見えますか？

パスタ・活用法

パスタ、と言っても使うのは　「茹で汁」ですが（笑）。
今日、パスタ・ソースを作ったフライパンや、食べ終えたお皿に
茹で汁をぶっかけながら後片付けをしていて、ふと
「そういえば、これは誰から聞いた方法だったかなぁ・・」
と、思いを馳せました。
油物にパスタの茹で汁を掛けて置くと油の落ちが抜群に良くなる
っていうんですよ。
やってみたらば、確かにギトギト系になりやすいパスタ・ソースも
少量の洗剤できっれーに落ちますっ。
ので、私はそれ以来ずっとパスタの後の洗い物はそれでやっているのですが
つい、先日、新たな活用法を、そういや見つけたなぁ・・と思い出したので（笑）。

実は、大好物の｢椎茸（どんこ）の含め煮」を作った時の事なんですが
3,40分煮ていて、最後　あと2,3分って所で他に気を取られて、
やばいっ！！と思った時には・・ぎゃーっっ！！
・・煮汁がおこげに変身していましたーっっ（泣笑）。
で、一晩水に漬けて置いたのですが、ビクともしなくて（笑）。
その翌日のお昼がパスタだったのですが、いつもの様に片付ようとして、
「・・油が落ちるんなら、おこげも落ちるかな・・・」
という、何の根拠も関係性もない考えだったのですが（笑）
でもまぁ兎に角、こげたおなべにぶち込んだ所・・
入れた途端に、おこげの一部が浮いて来るではありませんかっっ！！
しばらく漬けて置いたら、かなりのこげが剥がれて来ました。
勿論、全部じゃないのですが、その他の部分も擦ったら
面白いように取れていくのですよっ！
おなべをこがしたら、翌日のお昼はパスタに限るぞーっっ（爆笑）！

その前に、こがすなって・・・、あい・・・

今日は、大掃除っ。

って、しるこはもう年末なのかいっっ？？
違う違うっ、違いますーっっ（爆笑）。

今日は午前中にベランダの大掃除とレイアウト変更をしました。
色々な植物が盛んに枝を伸ばし始めているので、
様々にからまって来て（笑）。風が吹くと枝や葉で傷付きそうで・・・
勿論、今日は剪定もしましたともっっ。切りまくったさっ。
多少はスッキリしたかなぁ・・。

外がスッキリすると中がスッキリしていないのが目に付きます。
うーん・・と、散々悩んだ末、部屋の中も大掃除兼、模様替え（笑）。

今までは、自分の時間も余裕が無かったので
お客様なんて、とても呼べなくていたのです・・（泣）。
だから、部屋のレイアウトも、かなり　一人用でした（苦笑）。
それを、少しは人をお呼びしても大丈夫な様にセッティングしましたっ！
さぁっ、お客様をお呼びしなくちゃっ（いきなりだね。笑）。

写真は「こいのぼり」
先日、歩いている時に見かけました。
風に吹かれて、それは悠々と泳いでいました。
やっぱ、カッコイイねっ！

人馬一体

3,4,5日と、連日、馬事公苑でホース・ショウをする
というのを、昨日知りました。 「懐かしいなあ」と　色々思い出して、
今日は散歩がてら、馬事公苑に遊びに行きました。

それはそれはその昔、まだ私が子馬に乗れる体格だった頃（笑）
こういう時に連れて行ってもらい、子馬やﾎﾟﾆｰに乗せてもらったのです。
なので、馬とお金が直に結びつくものだと知らなかった少女な頃から
私はお馬さんが大好きでした（笑）。
でも、今まで一度も競馬ってのものを　やった事はないんだ・・
そもそも、賭け事全般が（何となく）苦手なので、宝くじはおろか、
（違うかもしれんが）おみくじすらもひいたことが無いと言う・・・、
ひょっとしたら、ちょっと珍しい人なのかも・・（笑）
でも、馬は好きっ（笑）。
綺麗だと思うのです。目が優しいし。
人（馬）によっては哲学者みたいに悟ったような、難しいカオしているよね（笑）。

今日は、障害をやっていました。
かつて、高崎とかでダーツ（って言うの？競馬のコースの事。）を走っていた競走馬達だそうで、
引退した今は、旗手と一緒にハードルを越えていました。

こういう時の馬は躍動感が本当に綺麗だなぁ・・と感動します。
後ろにいらしたおじ様が、どの馬が跳んでも（たとえ障害を落っことしても）
「すごい跳躍だっっ！」って叫んでいらしたです（良い方ですっ。）。

しかし・・暑かったなぁ・・
シャツを　タンクトップの様なキャミのアンサンブルの上に羽織って出掛けたんですが
すっごく暑くて、公苑内はシャツを脱いで肩に引っ掛けてました（笑）。
ひょっとしなくても、今日だけで相当焼けたのかも（苦笑）。
ちゃんと木陰で観戦していたんだけどなぁ・・

フラワー・アレンジメントって難しいっっ

ウチには、今　花盛りな　ヒメキンギョソウがいます。
更に、これから花盛りになるであろう　ロベリアもいます。
どちらも密集して咲くので、ある程度花が開いたら切る
と、書かれているので（笑）切っているのですが・・。
したら、今、ウチ中が花だらけよっっ。
そら、スゴク嬉しいんだけど、とっても（笑）。

ただ、元々　切花として楽しむ為に切るのではなく
植わっている物が、風通しが良くなる様に、と切るので
切った草丈の長さが　見事に　まちまちなんですわ・・。
今までは、その丈に合わせて器を用意してきたのですが
ある時、ふと「オアシスならば全部活けれるのかもっっ！」
と、思いまして、100金ショップでオアシスを購入しました。
で、今日、切って行く端からオアシスに突っ込んでみたら・・
まー、情けない姿になっちゃってったらっ（泣）！！
ちっともカッコ良くならないのですーっ（泣）。
これさっ（笑）。

考えてみたら、私は生け花に限らず
花の生け方を、まるっきり習わずに、この歳まで来ましたからねぇ・・
でも、「活けられた花」は、素晴らしいものも含めて
沢山、拝見しながら生きてきましたから、違和感だけは感じるのね、きっと・・

たとえ、こんな風な野草と見紛う華材でも、
活け方を知っているプロの方なら　きっと素敵にまとめられたんだろーなぁ
っと、挿したオアシスを撮りながら思いました。
でもね、何かそれが、まるで反省の為に撮る華道家、になったみたいな気分で
ちょっぴりカッコ良く感じたですっ（幻影ここに極まれりっ！笑）。

「作品」を撮るって、初めてなんだもんさー・・（笑）。

Peters版・その今昔物語（？爆笑）

今日PaganiniのBARUCABAの第2巻が終わりましたーっっ！
後、残り20variation!!
私のいつも弾くオクリスの曲は、アレンジもオリジナルも楽譜が存在しないので
譜面台には最近唯一見ている楽譜・BARUCABAが置きっぱなしなのですが
（Bachは音を忘れた時しか開かないから・・苦笑）　他を弾きながら、
楽譜をしげしげ眺めていて気が付いた事があります。
「これはPeters版じゃないっっ！」
Petersは子供の頃から身近にありましたから、良く見ています。
薄黄緑の表紙に特徴のあるロゴマーク。永遠不変ともいえる表紙です。

ところが、これが今私が弾いているBARUCABAの楽譜。

そっくりにして違うもの。
更にややこしい事に、ちゃんとPetersの名前も探せば出てくるんですよ。
探さないと出てこないんだけどね（笑）。

小さい字で[Edition Peters][Edition Hinrichsen]となっているのが読めますか？
まるで二つの会社が共同で楽譜の出版をしているみたいじゃないですか！！
この楽譜は（無伴奏Vnの楽譜のコーナーにも書きましたが）
楽譜専門の古本屋さんで見つけたものなので、
いつ頃の発行なのかとか、気にも留めなかったのね。

何か気になったので調べてみました。
PetersのHPです。（コピペして下さいー。すいませんっ。泣）
http://www.edition-peters.com/home.php
で、その中で歴史を見てみたらば・・、
http://www.edition-peters.com/aboutus/history.php
気が遠くなりそうに小さい英字の羅列で・・読めるかっっっ！！
すんごくざっくりと読んでみて（あっているとも思えんが。笑）
HinrichsenというのはPetersの　いわばオーナーの一族の名前なのだと分かりました。
1900年からマネージメントを受け継ぎ、とあるのでね。
どこからPetersに統一したのかは（読んでないから。笑）知らないけれど、
でも、こんなにハデハデなPetersもあるのよん。

これはRegerの無伴奏曲の表紙。ただの上質紙みたいなヘロヘロ君で
勿論、これも古本屋で購入したものなので、いつの時代のか分かりません（笑）。
生まれた時からPetersはpetersと思い込んできたけど、違ったのかーっと
今日は楽譜の歴史に、ちょっと感動しました。
ちなみに今のHinrichsenは財団になっていて　作曲家へ、演奏会へ
様々な奨学金や助成金を出しているようです（いいわねぇ。笑）。
更に蛇足。このBARUCABAの楽譜、3巻に分かれているのですがその表紙の裏に
Paganiniの直筆楽譜とか、演奏の時のデッサンとか載っているのですが
それぞれ巻によって載っている内容が違うのですよ！

これは2巻の裏表紙。
こんな楽しいサービス満点な事も、していたんだねー、昔は（笑）。
出版社の歴史なんて考えた事もなかったな・・
面白そうじゃないっ（また良くないクセが・・。笑）。