私には神格化しちゃうほど(苦笑)大好きなヴァイオリニストが
二人います。
ダヴィッド・オイストラフ氏と
世界最高の(私には。笑)Jazz・ヴァイオリニスト ジョー・ヴェヌーティ!
お二人とも私が8つになる頃には天国に活動の場を移しちゃってたので
「追っかけ」は出来ませんでしたが(笑)、その代わり
CDやレコード(ヴェヌーティは特に)を見つけると即買い!するのです。
昨日も私がまだ持っていなかったそれぞれのCDを一枚づつ見つけて
狂喜乱舞しながら買って、帰ってきて聴きました。
うむ・・珍しい。
ヴェヌーティのは完全にリハーサル風景。
オイストラフのはモスクワ音楽院のホールでの録音。
偶然にも二枚に共通点がありました。
それは「CD(当時はレコードか)の為の録音では無い」ということ。
ヴェヌーティのCDはまるで「宅録」のやう(爆笑)。
隣の部屋からジョーじーさまの音が聴こえてきてます
みたいたな音のバランスで(笑)。
ピアノのすぐ脇にマイクがあるみたいなんだけど
ナンとそれを弾いてる最中に動かすから(爆笑)
「ゴソゴソ ゴソゴソ」と音が入ってたり、
「あ、まちがいた」とかじーさまが言ってたり(笑)
全部弾き終わった後に「よし、もっかいやろう!」とか叫んでる
「ガラガラででっかい」じーさまの声が入っていて
もー笑った笑った!
ジョーじーさまは演奏も素晴らしいが性格も最高だ!
実はじーさまは他のCDでも間違いちゃったのがあるのでした(笑)。
それまで素晴らしい演奏で最高だったのに、最後の最後
一番最後で間違いちゃって「あーっ間違いたーっ!!」
と(多分そんな意味だろう)叫んでるじーさまと大爆笑してる
他のメンバーの笑い声と「チャンチャン◎」みたいな演奏が
すっごく暖かくて私の大好きな曲があるのでした。
きっとその時のプロデューサーさんも他のメンバーも
そう思ったから残したんだろうしな(笑)。
いたずら好きで明るくて演奏も底抜けに明るい
ジョー・ベヌーティのきっと「いつものリハ風景」なのだろう
そんな日常のひとコマを垣間見た気にさせてくれたCD。
ドキュメンタリーとしてとても貴重で私にとってはありがたいです。
宝物がまた一つ増えました(^_^)。
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