昨年、タネを飛ばしまくり
鉢という鉢に進出し
なお花は咲かさずタネは作り(可能なのだ)
私しるこをして「スミレ愚連隊」とまで言わしめた
我が家の「やらずぶったくり隊・スミレ」が
ふと気が付いたら きれいな花を咲かせていました。
ある鉢に植わった株から
白と紫のグラデーションの花が
凛とした姿で咲いていたので ビックリして良く見たら
その株からもう2~3本の蕾が
他の鉢に飛んだタネからの株からも
少しづつ蕾が付いているのが見えてきているのでした。
もう、花は咲かないのかなぁと思っていた私に
「今は咲いてあげるね。だって春だから。」
と言っているような
まさに堂々たる咲きっぷり(笑)。
暖かくなったり 寒くなったり
その度に、春物コートだ いや、やっぱりダウンだと
振り回される自分が
「ちょっぴり落ち着きなさいよ~」と
冬の間もずーっと外にいる花たちに笑われちゃってるような気がした
(天気の良くなった)今日の午後のしるこでありんした・・(苦笑)。
よかったね、春だもの、スミレはタネを飛ばして子孫を増やすグループの中で大変ユニークな存在です。春は可憐な花を咲かせて虫たちにごちそうを振る舞いながら、花粉を運んでもらて
いるのですが、やがて、春が終わると蕾はつくるのですが、なぜか花は開かないまま受粉してしまうのです。これらを称して『閉鎖花』と呼ばれています。特にこの傾向の激しいのが公園などでおなじみのタチツボスミレです。普通、
スミレは地下茎で増えて行きますが、タネをまき散らすなどで更に仲間を増やそうとけなげな努力を昔からやっているようです。小さいながら、すごい努力家ですね。
そういえば、スミレの属名の学名がviolaなんて不思議な縁ですね。
投稿情報: おやじ | 2010/03/01 18:43