師走の慌しさの中、気分転換にふらりと寄った古本屋さんで
ある本を見つけました。
作者は知らない人だけど訳監修が尊敬する人だったので
「この人が監修するんなら面白いのかな」と思って
ろくに中身も見ないで買ってきました。
家に帰って読み始めたらページの間に一枚のメモが。
なんじゃこりゃ。と思って見たら
どうやら前の持ち主が息子さんとおぼしき人に
この本を読みなさいと薦める推奨文だったのです。
◎
この本は自分が図書館で見つけて読んだ。
あまり素晴らしいので友人に頼み
東京の本屋からとり寄せ2回も読んだ。
人間の体に栄養・食物が必要である。
脳(のう)にも読書という栄養は欠かせない。
◎◎[多分息子さんの名前]たちはこれからだから
今から二人で頑張れば間違いなく後半は幸せになれる。
△△さん[多分お嫁さんの名前]と二人で2回ぐらいは
じっくり読んだらいい。
時間がないといったら全て終わり。
■■[多分もう一人の息子さんの名前]も忙しいとこぼす。
時間は作り出すものです。
◎
名前以外は原文どうり。
[]の中は私の考えだ(笑)。
一体若い二人に何があったのやら!
想像力を駆使したら相当面白い家族ドラマが書けそうだが
まぁ、本自体はほぼ20年前に出てるから
きっと東京で幸せになってもう必要ないから売ったんだな。
とでも思わないと「お父さん」がかわいそうだ(苦笑)。
しかし・・お父さん・・
こういう良い文章を商店街が年末年始にくれるメモ用紙に
書くのはやめようよ・・。
お店の名前がプリントしてあって
おばあちゃんが良く電話の脇に置いておく
ピッって引っぺがすアレだ。
しかも裏表に書いてるし・・(笑)。
エコここに極まれり。うむっえらい!
えらいけど ナンか違う。私的には何かが違うぞ!お父さん!
すかし入りの便箋に書けとは私だって言わないが
もう少しちゃんとした紙に書いてたらお店の人だって解って
手紙だけでも息子さんとこに戻ったかもしれないじゃんよ。
何年も経って私なんかに見付かって
こんなブログのネタにされないで済んだのに!
だからありがとう(笑)。
でも何かこの手紙はあったかいなぁと思うのだ。
会ったこともないけど私はお父さんが好きだよ(^o^)/。
しかし・・こういうコトがあるのならば・・
今度は聖徳太子がはさまってるのが良いなぁ(ヘソクリか!)。
となると・・狙い目は古めのビジネス関係の本か
男性作家の時代劇ものだろう!
ようし!今度はちゃんとチェックしてから買おう!
・・って何はき違えた決心しとんじゃ!私よ!
本はとっくの昔に読んでしまった(笑)。
でもお父さんの言うとおり、もう一回読むとしよう。
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