節分つながりってワケでもないんですが
先日街を歩いておりましたら劇のチラシが貼ってあって
「泣いた赤鬼」という題が目に飛び込んできました。
「懐かしい~あったなそういうお話~」
とその場は かつて読んだ物語を懐かしく思い出しながら
ホンワカと通り過ぎたのですが、
完全にストーリーを思い出してからが問題でした。
人間と仲良くなりたい赤鬼の為に青鬼はわざと人間を襲って
それを退治した赤鬼は人間社会に受け入れられ青鬼は去る。
2行で説明するとこういうお話なのだが(ミもフタも無い・・)
幼き頃は「青鬼ってイイヒト~」とか思うだけだったが
今読めば「赤鬼って何って愛されてるんだ!」と思う。
ってか、そこまで自分を思ってくれる同胞より
見た目を恐れて近寄らない人間を選ぶっつうんか!
アンタそれでええんか!後悔せえへんか!
・・と、何だかムカムカ腹が立ってきたのだ(←立てんな!)
昔はそんな見方は出来ないものね。
昔話やおとぎ話も今読むと違う見方になるのかもなぁ。
一時期大ブームだった「本当はコワイ◎◎」ってありましたね。
しかし・・好きな女の子の恋の為にわざとケンカする男の子
なんてプロット、今じゃ少女マンガでも韓流ドラマでも
企画の段階で編集さんにシュレッダーかけられるだろう。←おい
・・って実はどっかにホントにあったらゴメンナサイm(_ _)m!
それにしても立派な純愛よなぁ・・
でもまぁ、この話もブラックな見方で見れば
青鬼も 赤鬼を体よく人間に押し付けて とっとと逃げた・・
とも見れなくもない・・相当ブラックだけど(笑)。
でもその場合は皆が「幸せ」になるのだ。
赤鬼も青鬼も まぁ多分人間も。
なるほど、少女マンガよりも月9ドラマ系話にすると収まるんだ。
これが大人なハッピーエンドというものか・・
元々どんなおとぎ話も作ってるのは大人だもんな。・・納得(笑)。
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