今日はシブイです(笑)。
琵琶湖就航の歌 です。
第三高等学校、今の京都大学のボート部の歌です(今も歌うんだって!)。
加藤登紀子さんが歌われて、ポピュラーとしても有名だったそうです。
以前リクエストを頂戴しました時、私 この曲を存じ上げませんで
ええ・・さすがに守備範囲外でした(笑)。
その後、調べたら家に楽譜があったので 譜面から受ける印象で
最初 ゆったりとしたアレンジに作ったら、曲を知っている両親から
「もっと早い!!」異口同音でダメ出しをされ作り直したという経緯があります(笑)。
当時のボート部の学生さんだった小口さん 吉田さんの曲ですものね~。
・・昔の学生さんの教養の深さっていうか、出来の良さっていうか・・
スゴイよね。←ただただひたすら感心するだけの自分
(今の学生さんにだって感心するだけでしょううが。笑)。
琵琶湖周航の歌
C.Yosida :The song of Lake Biwa’s circumnavigate / arre. Shiluco
われは湖(うみ)の子 さすらいの
旅にしあれば しみじみと
昇る狭霧(さぎり)や さざなみの
志賀の都よ いざさらば
松は緑に 砂白き
雄松(おまつ)が里の 乙女子は
赤い椿の 森陰に
はかない恋に 泣くとかや
波のまにまに 漂えば
赤い泊火(とまりび) 懐かしみ
行方定めぬ 波枕
今日は今津か 長浜か
瑠璃(るり)の花園 珊瑚(さんご)の宮
古い伝えの 竹生島(ちくぶじま)
仏の御手(みて)に 抱(いだ)かれて
眠れ乙女子 やすらけく
矢の根は深く 埋(うず)もれて
夏草しげき 堀のあと
古城にひとり 佇(たたず)めば
比良(ひら)も伊吹も 夢のごと
西国十番 長命寺
汚(けが)れの現世(うつしよ) 遠く去りて
黄金(こがね)の波に いざ漕(こ)がん
語れ我が友 熱き心
琵琶湖就航の歌 作詞 小口太郎
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